この夏の勝算
この子たちの未来に、幸せになれる勝算なんていったいどのくらいあるんだろう?なんてことを永遠に考えていた2年前の夏。
泣いて、泣いて、とにかく何をしていても涙が出てきて、心に穴がぽっかりと空いてしまって、でも寂しいとか悔しいとか悲しいとか不安だとかそんなことはもう言ってられなくて、前しか見ていないあの子たちがとにかくほっとけなくて、振り返らずに前に進むことに、振り落とされないようにただただしがみついていくことしか出来なかった夏。
何があの子たちを繋ぎとめていたのか、きっと予想はつくんだけどそれが見えなくて。もどかしくて。
いつだって強くて、だれよりも優しくて、どんなときでもびっくりするほどまっすぐで。 そんな子たちがどうやったら報われるんだろう、この子たちはこれからどうなってしまうんだろう、だれよりも幸せになってほしいけどこの子たちにとっての幸せっていったいなんなんだろう、そんなことをひたすら考えた夏の終わりだった。
今年のサマパラ、本当に楽しかったよねって話をしたいんですけど。
楽しすぎて楽しすぎて、もう永遠にこの夏がいいなって本気で思ったし、できることならこの楽しさの中で舌噛んで死にたいって思うくらい今年の夏は楽しかった。
何が楽しかったってぜんぶがぜんぶ楽しかったんだけど今年のいちばんの財産ってやっぱりメンバーの関係性なんだよね。
メンバーの関係性が変わってきたのはいつくらいからだろう?でもやっぱり強く確信したのはこの回が更新された今年の春くらいかな。
Travis Japan【ガチ本音】本気で真面目なお食事会 in 下北沢 - YouTube
「背負うものが多い人をなるべく分担していこう」「もうちょっとふざけさせてあげられる環境をプレゼントしたら絶対面白くなると思う」「また違うJapanができると思う」
これがきちんと成立してたなぁって。
今年のMC、なかなかにそれが顕著に表れていたなぁって思いますよね。あれ?どうした?!って思うくらいMCがちゃんとおもしろかったとおもうんです。
みやちかくんって、めちゃくちゃおもしろい人じゃないですか。めちゃくちゃおもしろいボケをするじゃないですか。(わたしの思う)いままでの課題として、それを放置しがちの散らかしっぱなしなところがあったと思うんですけど。今回如恵留くんが速攻で拾ったり投げ返してたりして、それがおもしろかったと思うんですよね。みやちかくんのおもしろさの引き出しを、如恵留くんの時頭の良さで拾って、そこからみんなで回していけるようになってきたっていうところが大きいのかな〜とか。
あとは巷で話題のちゃかまちゅも大きいのかな。本人たちがちゃかまちゅ需要をわかった上でますます楽しんじゃってるってところもあると思うけど、みやちかくんに強くいける人っていまのとらじゃだと松倉くんなんですよね。松倉くんのおもしろさはおれがいちばんわかっているというみやちかくん。ちゃかまちゅのあるTravis Japan、とんでもなくおもしろくなったとわたしは全力で思います。
みやちかくんの話し続けると、あとはやっぱりソロの【Hey Yeah!】の話になるんですけど。
みやちかくんはあるときから絶対的なセンターに、なっていったし、これからも絶対的なセンターで、でもみやちかくんは未亡人で、そんなみやちかくんはみんなの真ん中を生きていく人だと思っていて。
これはお友達に教えてもらって読み返した2年ちょっと前のインタビューなんですけど
いま、欲しいモノ
相棒が欲しいです。お互い違う道を歩いていても切磋琢磨できる人が。
メンバーは仲間でありライバルでなきゃいけないと思うんで…、何でも言えてアドバイスし合えるような、気心の知れた相棒が欲しいです。できれば職業は違った方がいいな。
こんなことを言っていたみやちかくんが、2年ちょっと経ったいま、僕の相棒ですって6人をバックスクリーンに写真で紹介してくれるんですよね…。 あどけない笑顔で笑っていたり素の状態で本を読んでいたり松松は松松してたり… 大事なソロ曲の大サビで、必要な時間を経て手に入れた相棒を紹介してくれるんですよね…。
メンバーは、仲間でありライバルであって、でもそんな存在はやっぱり相棒であってもいいと気づけたみやちかくんが何よりも愛おしかったな。
そんなことがあってか、みやちかくんがこんなにこんなに楽しそうに踊ってるの、めちゃくちゃ久々に見たなぁって思って。っていうかこんな楽しそうに踊ってるの見るの初めてかも…なんて思ったんだよね。こんなのただのイチおたくのフィルター越しの所感でしかないけど。13年くらいから細々と見てきてるけど、みやちかくんって良くも悪くも感情がそのまんまダンスに反映されるじゃん?だから、こんなに楽しそうに踊ってるみやちかくんが見れたことがすっごくすっごくうれしかった。みやちかくんが最高の夏♡って思うんだったらそれはもう何が何でも最高の夏♡なんだよ。
22日の夜公演、ダブルアンコでガイズを踊ったあとに始まった突然のときめき。
みやちかくんがさ、ステージ上で散らばっていた6人を集めてくれてみんなでハート作ろうよってギュギュッとまるまって、いびつなハートの真ん中でめちゃくちゃ楽しそうににこにこしてる姿を見ちゃうとさ、、6人の相棒たちがいる夏が楽しくて最高だったなとかなんか本当にいろいろ嬉しくて、、
— さや (@_hino_hikari_) 2019年8月22日
は〜。 こんなみやちかくんがとっても好きだよ。
あとさ、Unique Tigersもうれしかったよね。
ずっと欲しい欲しいって言っていたメンバー紹介ソング。 このタイミングでっていうのも嬉しかったんだ。 とてもクリエイティブな彼らのことだから作ろうと思えばいつでも作れたと思うんだよね。 でもこのUnique Tigers、1年前から松倉くんがたたき台を作って歌詞を考えてくれてたって言うんだから… 涙が出てきてしまうよね…。
松倉くんがTravis Japanのメンバーとして、歌詞を書いてくれたり、ソロでギター弾き語りしたり因縁の曲shelterでギター持ち込んだり。松倉くんがTravis Japanとしての新たな可能性をどんどん増やしてくれることが、わたしは死ぬほどうれしいんだよなぁ。。 松倉くんらしくもありとらじゃらしくもある、愛情深くて熱くて前向きな歌詞をありがとう。松倉くんがなりたい自分になってほしいしいつまでも松倉くんの未来が幸せなものであるといいなと思うと同時にその未来にとらじゃがあってほしいなと思わずにはいられないおたくだから、この夏の松倉くんがうれしくてしょうがなかったな。
shelterもね。 このタイミングで新たにアップデートされたshelterが見れたこと、うれしかったなぁ。松倉くんが真ん中にいて。それを如恵留くんとしめちゃんが向かい合わせで挟んでる。フォーメーションがかわるタイミングでみやちかくんが松倉くんの肩をぽんと置くところとかうみくんも触れたり指を指したり、そんなとらじゃが好きだなって思った。
I don't wanna miss you, You are my Shelter
ドアを開けといてくれよ
どんな遠い場所でも
帰ってくるから
のえしめには、こんな歌詞がハマるようになってしまったことが感慨深くてたまらない。 昔は目も合わなかった2人が、いつしか幼なじみというようになり、いつしかバディというようになって、見つめあって手をとりあうようになるんだもんな。
2人の、大きな大きな心でなんでも受け止めてくれるような強さと優しさがあるからTravis Japanってこんなにいいグループなのだとわたしは思っているよ。
しめちゃんは昔から、"メンバーみんなで"を大事にしてくれていることがうれしい。"7人で夢叶えようね!"って言ってくれるところ、本編の終わりに"絶対夢掴もうね!"って言ってくれるところ。いつだってしめちゃんの飾らない素直でまっすぐな言葉に、夢を膨らませてしまうし、胸をときめかせてしまうし、いつもしめちゃんの大きな愛に救われてる。 しめちゃんの言葉で、トラジャのファンのでよかったぁ〜ってわたしは思うんだよね。
如恵留くんもそう。いつもトラジャの舵になってくれる。そんな如恵留くんを、支えられる自信があるって言ったげんげんも、すごく柔らかくなったよね。
「元太も最初よりもキャラを出せるようになった」とか、「初対面の時は自由じゃなかった感じがある」「ガチガチのイメージだった」
とかそういうのがげんげんに関しては意外だったんだけど、でもそういうならそうだったんだなぁ〜って。
いままでげんげんの負けん気のない、力強い言葉にたくさん勇気をもらったことがあるけどでもいまの表情は何を考えているんだろう?って思ったこともなんとなくあったからやっぱりげんげん自身は死ぬほど器用な人なわけではないのかなぁって思ってたの。
そんなげんげんが22日の夜公演のAirで感情が抑えられないように目に涙をいっぱい溜めて、それを気づいた如恵留くんがやさしく抱きしめていて、、なんだかそれをみてわたしはめちゃくちゃ安心したんだよね。溢れてしまうような思いを、言わずともちゃんと受け止めてくれる人が近くにいる。 げんげんがまわりのことをよく見ていて気づいていてくれる分、げんげんのことをわかっていてくれる人もいるんだぞって。うまく言えないんだけどね。だからわたしは、げんげんが、『限界なんて壊して』見せてくれる未来を、わたしは楽しみに信じていたい。
うみやしずは変わったようで変わらないよね。いや、変わらないようで変わったかな?
わたしはしずのクリエイティブな部分やうみくんの自己プロデュース力が余すことなく発揮されることがうれしくてたまらないんだよね。 いつもみんなの真ん中で愉快な彼らだけど、いざとなると、オープニングはDWMをやろう!2番までやろう!2番の振り付け作ろう!ってなるところを全力で信頼してる。
しずのめちゃくちゃ本気が伝わってくる渾身のミスヴァ、よかったよね〜。。 ま!じ!で!よかったよね〜。。
振り付けはサビなんかは本家を生かしながらアレンジ加えつつ、照明とかレーサーとか煙とか…作りこまれた演出と辺り一面の黄色いペンライトと真ん中で踊るしず。 "こんなしずが見たかった"がぜんぶぜんぶ詰まってた。 うれしかったなぁ〜。 あと、みんなだいすきSugarのライティングも2、3バルからみたときめちゃくちゃ綺麗だったんだけどあれもしずの仕業では?!と思っているんだけどどうなんですかね… いつか知りたい!
曲中、人とモノがぶつかりそうになったときにそっとかばってくれたり、スタッフさんへの気遣いがいつだってきちんとできたり、いつも大きな身体と大きな心でトラジャを守ってくれるしずがだいすき。
なかむらさんもね。 💮
自担くんの話をしようとするとつい照れくさくなってしまうんだけど、全力で褒めたいし全力で甘やかしたいよ。
こんなトラジャはどう? もっとこうしていこう!って、いつのまにかトラジャのドアノブになってくれて、知らない世界を見せてくれて、新しい場所へ連れていってくれる存在になったね。
ソロね、しずと同様、作りこまれた演出がうれしかったな。22日夜公演、柔らかい満開の笑みを残して飛びたっていったうみくんが、あまりにも優しくて儚くて綺麗で切なくて。なんだか胸がぎゅーぎゅー締めつけられて。 またおたくのわるいエゴがどうしても出ちゃうんだけど、きみだけは置いていかないでねって思っちゃった。なんだか薄っぺらい言葉になってしまうけど。でもあのときの表情がずっと忘れられなくて。あの曲を聴くたびに、思い出すたびに、涙が出そうになっちゃう。
セトリもね、DWMからのYES! I SCREAMからのYSSB〜BOUNCE GIRLまでの一連の流れを作ってくれたり。この流れだいすきだったの。序盤でメッセージ性の強くて、でも声が出せる曲で盛り上げて、そこからみんながまた見たかった絶対的に盛り上がるYSSB〜BOUNCE GIRLを持ってきての新曲UNIQUE TIGERSだからね。 うん天才👏
DWMで"この幸せ繋げよう" "言葉なんていらないでしょう" "いま僕らは分かり合えてる"からのYES! I SCREAMで "Go Rise 今よりもっと前へ そう願い続けた たぎるMy Heart そして叫んだ YES! YES! YES!" っていう歌詞がとてもハマる…。 選曲も流れも天才だし、こういう、歌詞の意味がいまのグループにリンクするような選曲やコンサートの作り方はとてもすごくトラジャらしさが出ていて、初日の序盤からトラジャらしさの詰まった流れに号泣してしまった… のちのMCで最初のセクションは海人が〜って話しをしていたからYISの選曲もうみくんかな?と思うんですけどどうなんでしょう…。 うみくんのセンスが天才なところももちろん嬉しかったんだけど、トラジャらしいなぁって流れを作ったのがうみくんだったことも嬉しくて嬉しくて泣いちゃった。
数字のこともね。うみくんのまっすぐな言葉と行動があったからみんなで頑張れたから。 表立っていろいろ言葉にするのはとても難しいことだけど、「おれも帰って10回見た!」「やればできんじゃん!」って言ううみくんめちゃくちゃ愛おしかったね…
虎者どうですか?ってなかむらさんに振られたとき、「またおれ? きらわれそうでいやだ〜😫」って気にしてたの、本当にかわいかった… し、「でもおれもみた! 言ったからには!10回みた! そしたらもう15万回いったね!やればできんじゃん!!」ってにっこにこで言うのも… めちゃくちゃかわいかった
— さや (@_hino_hikari_) 2019年8月11日
気にしいなうみくんを「海人のおかげ」って甘やかしてくれる如恵留くんがめちゃくちゃわたしのすきなのえんちゅだったし「そう!だからたまにおれを甘やかして」っていううみくんもだいすきだったよ ありがとう
なんかさぁ、なんかね、 ここかはめちゃくちゃ個人的なおたくスタンスの話になっちゃうんだけどね。 だからここまで読んでしまった人もしいたらこのままブラウザ閉じてね?!
わたしはトラジャがちゃんと幸せだったらそれでいいの。 ずっと笑顔で堂々とステージに立ち続けてくれたらそれでいいの。 だからね、この夏がトラジャちゃんもみんなすっごく楽しそうで、未来に勝算が見えた気がした、絶対勝っていけるしきっとこの繋がりはそう簡単には切れないでしょ?って。
わたしがトラジャ担になったきっかけは、見たいシンメがいたこと、見たいパフォーマンスがあったこと、未来に幸せへの勝算が欲しいから。だったの。ここの理由が無くなればまたもともとのゆるく見守るスタンスに戻るつもりでトラジャ担をしてたところがある。
わたしがトラジャ担になったきっかけのシンメはもうない。でもこのメンバーでこの関係性がある。 相棒 バディっていわれる関係性もできた。現トラジャのパフォーマンスも言わずもがな最高。グループが無くなっちゃうんじゃないかってしぬほど泣くこともないかもしれないし、きっといまのこの子たちなら未来も明るいし、なんでも乗り越えていける。 勝算が見えたんだよね。
わたしは"幸せなヲタ卒"がしたいから、実は、この夏が終わったら、もうやめるのもアリかなってずっと思ってて、まわりのお友達にもそんなこと言ってたりもして。
でもね、気づいたことがあって。中村海人くんがすごくすごく好きだし、Travis Japanがすごくすごく好き。中村海人くんの担当をすることもトラジャ担でいることも、とてもとても楽しくて、うん、本当に毎日毎時毎分毎秒楽しくて。勝手にこの夏以上はないと決めつけて勝手に引き際を決めようとした自分がバカバカしくなって。離れられなかったんだ。
わたしがトラジャ担を続ける理由は、いままでの、おまえら幸せになれよ!って気持ちがあるからじゃなくて、ただ単にTravis Japanが好き!っていう、ただそれだけだなって。そんな懺悔でした。
最高の夏は終わってしまったけど、でもきっとこれからの季節もきっと乗り越えていける。